モデルの税金
- neontokyophoto
- 11月4日
- 読了時間: 3分

AV女優は個人事業主。モデルの税金、AV女優として活動する前に申告を知っておくのも大事です。(※基本的にプロダクションが計算してくれます。)
💡 モデル・タレントの税金計算の基本
モデルやタレントなど「芸能活動」で収入を得ている人の税金は、会社員とは異なり「個人事業主(フリーランス)」扱いになります。
つまり、自分で「確定申告」をして所得税・住民税などを納める必要があります。
AV女優(セクシー女優)もこちらの対象となります。
① 所得の種類
芸能活動の報酬は、基本的に以下のどちらかです。
区分 内容 例
事業所得 継続的に活動している場合 所属事務所を通じたCM出演、モデル業務など
雑所得 一時的・副業的な場合 単発の撮影・イベント出演など
② 所得金額の計算式
基本式は以下の通りです👇
所得金額 = 収入金額 - 必要経費
※必要経費の例はこちら👇
* 交通費(オーディション・撮影現場への移動)
* メイク・衣装・美容代
* 宣材写真の撮影費
* 打ち合わせ時の通信費・資料印刷費
* マネージャーへの業務委託費など
■領収書は必ず保管しておきましょう!
③ 所得税の計算
所得金額が出たら、次の式で税金を求めます。
所得税額 =(所得金額 - 各種控除)× 税率 - 控除額
課税所得金額 税率 控除額
~1,000円 5% 0円
~1,950,000円 5% 0円
~3,300,000円 10% 97,500円
~6,950,000円 20% 427,500円
~9,000,000円 23% 636,000円
~18,000,000円 33% 1,536,000円
18,000,000円超 40% 2,796,000円
※別途、住民税(約10%)もかかります。
④ 源泉徴収について
AVプロダクションや広告代理店を通す場合、報酬から源泉所得税(通常10.21%)が引かれて支払われます。
この場合、確定申告で精算(払い過ぎ分が戻ることも) します。
⑤ 節税のポイント
青色申告をすると最大65万円の特別控除
経費をしっかり記録(領収書・レシート必須)
専用の口座や会計アプリ(例:freee、マネーフォワード)を利用

では実際に1000万円を所得した場合は?
💰 年間収入1,000万円のAVモデルの税金シミュレーション(概算)
前提として以下の条件を仮定します👇
収入(ギャラ・出演料など):1,000万円
経費(衣装・交通・美容・撮影費など):300万円
控除(基礎控除、国民年金・国保など合計):100万円
青色申告特別控除:65万円
① 所得金額の計算
収入 1,000万円 − 経費 300万円 = 所得 700万円
② 課税所得の計算
所得 700万円 − 各種控除(100万円) − 青色申告控除(65万円) = 535万円
③ 所得税の計算(累進課税)
※課税所得535万円は「~6,950,000円の範囲(税率20%、控除額427,500円)」に該当します。
所得税 = 5,350,000円 × 20% − 427,500円 = 約642,500円
④ 住民税の計算(概算)
住民税は一律10%なので、
535万円 × 10% = 約535,000円
⑤ 合計税額
所得税 約642,500円 + 住民税 約535,000円 = 約1,177,500円
⑥ 手取り額の目安
1,000万円 − 経費300万円 − 税金約118万円 = 約582万円
📘 ポイント
経費や控除を増やせば、さらに手取りアップ可能。
美容院代や撮影衣装など「仕事に必要な支出」は経費にできます。
年間1000万円クラスなら青色申告+会計ソフト利用は必須級です。








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